インプラント
インプラントとは?
「インプラント」とは、どんな治療方法ですか?
「インプラント」とは、歯の抜けた所に、人口の歯根を植え、しっかりと顎(あご)の骨と固定した後、その上に人工の歯を制作し装着する方法です。天然歯と同様の、健全な咀嚼(噛み砕き、飲み込む運度)ができるようになります。 | ![]() |
インプラントは従来の方法とどのように違いますか?
インプラントには、従来の入れ歯のようにアクリル系やプラスチックの床(ピンク色の部分)、あるいは残存している歯に引っ掛ける止め金が必要ないので、口の中がスッキリとし、本来の自然な運動が甦ります。 また、制作された人工の歯もぴったりと固定されてますから、固いものでも楽に食べられるようになります。 |
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インプラントのメリット
インプラントにするとどのようなメリットがありますか?
メリット1
歯が1本抜けている場合、従来の治療法では両側の歯を削りブリッジという方法が取られていました。しかし、インプラントなら抜けた部分のみにインプラントを行うことができるので、他の歯を削る必要はありません。
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従来の入れ歯 |
単独積立 |
メリット2
たくさんの歯が抜けている場合、従来のブリッジなら残っている歯だけで、かむ力を支えなければなりません。このかむ力はとても大きなものです。インプラントにすると、本来の歯数のバランスがとれますので、咬合圧(かむ力)による負担が少なくなります。
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従来の入れ歯 |
インプラント |
メリット3
奥歯が抜けている場合、従来の方法では、取りはずしする入れ歯でしたが、インプラントにすると、取りはずさないですむブリッジが入れられますから、しっかりと固定され、安心して食事ができます。
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従来の有床による入れ歯 |
インプラント |
インプラントに適している方
インプラントは、どんな人に適していますか?
- 取り外しの入れ歯が嫌いな人、または仕事その他の事情で不都合な人。
- 歯が抜けた所を治療するために残っている歯を削られたくない人。
- 入れ歯で、発音や発声に不便を感じている人。
- 総入れ歯が合わず、生活にも支障をきたし、不快感を抱いている人。
- 歯周疾患などでたくさんの歯がなくなり、入れ歯を装着すると残っている歯に悪影響を及ぼすと考えられる人。